勉強だって、スポーツだって今まで難なくこなしてきて
それなりに友人も多くて、
仕事だって、上司や部下にも信頼されていて、順調なんだけど
なんで恋愛だけがうまくいかないんだろう・・・
そう悩んでいる方も多いかと思います。
その方たちには実は共通の特徴があります。

それはいい人じゃないといけない  期待に応えなきゃいけないという思い込みです。

いい人でいないといけないという思い込み

自分の周りの人に迷惑をかけないように、期待に応えて
成果を上げて喜んでもらいたいから
・わがままを言わない
・本音は言わない
・相手に合わせて
・嫌なことも我慢して
・自分が頑張れば目標が達成できる！
これは意識をしたうえの社会での人間関係です。

自分が頑張れば目標が達成できるから、自分を抑えて
周りに気を遣い、【いい人】を駆使し頑張っている状況です。
目に見えるものだから、モチベーションも上がりやすいのです。

いい人は恋愛に邪魔になる！？

しかし、恋愛となるといい人が邪魔になるんですよね。
人は変化を嫌うし、家庭環境が人との付き合いのベースになるから
同じことを繰り返したいという衝動との葛藤があるわけです。

その反面、過去にできなかったことを取り戻して修正したいという欲求もあり
それが無意識に恋愛に表れているのです。

その気持ちを飲み込んで、会社や友人関係・親子関係と同じように
【いい人】でわがまま言わず、本音も出さず、相手に合わせて
嫌なことを我慢しているのは、残念ながらお相手にも伝わってしまいます。
その結果、お互いが気を遣い、居心地が悪い結果となるのです。

結婚するのはひとりだけ みんなに好かれる必要なし

「いい人」が染みついていると、みんなに好かれようと必死になります。
お見合い相手や仮交際のお相手は、みんながみんな関係性が続くわけではありません。

結婚相談所のお見合いや仮交際は、そもそも出会うことのないふたりが
出会っている場所であって、通常の行動範囲にいない方です。
普段のあなたを知っている人もいないし、行動パターンを知っている人もいないのです。
だからこそ、ここでは自分の本音や修正したい欲求をお相手に示すことが重要になります。

幸いにも、結婚相談所のプロフィールには、住まいや職業・年収・趣味趣向・家族構成など
出会い系アプリでは知ることができないような細かい情報が網羅されています。
お見合いに繋がるということは「条件では結婚を考えられるかもしれない相手」ということですから
あとは性格・お人柄が合えば結婚へとつながるのですが、ここで遠慮をしても仕方がありません。
お会いした方すべてから気に入られる必要はないし、好かれる必要もないので
まずは自分を遠慮せずに出していくことからスタートです。

お相手が知りたいのはプロフィールの裏の本音のあなた

自分もお相手も短期間でご縁をつかみたい！という意気込みの中婚活しています。
自分の時間もお相手の時間も大事にしましょう。
初対面のお見合いは最初こそビジネスライクは仕方ありませんが
【いい人】づくりをする必要はありません。
お相手が知りたいのは、プロフィールの裏にある本来のあなたの姿です。

いつも見せている【いい人】のあなたではなく、一緒に時間を過ごしていく中で
自分だけに見せてくれる本音のあなたなのです。
その本音のあなたと一緒にいてラクなのか、楽しいのかを感じられたときに
結婚へ向かって一歩踏み出していくことになります。

その気がないなら、あえて感じがいいビジネスモードに転換しよう

思っていたのとなんか違う・・
生理的に無理かもしれない・・・
お見合い中にそう思ってしまうこともありかと思います。
みんなに好かれる必要はないから・・・と急に不機嫌モードになるのはお子様です。お休みの日にわざわざお時間を作ってきてくれた方ですから、せめて楽しい時間を過ごすことに
注力しましょう。
そんな時こそ、会社でお客様に接する態度で感じのいいビジネスモードに徹しましょう。
お相手の態度というものはとても気になるものです。
嫌な態度で接されると、それがトラウマになり、以後のお見合いも気が重くなってしまう方も多いのです。
自分がされて嫌なことはお相手にもしないこと これは鉄則です。

また、断るのも悪いから相手に断ってもらおう・・・だからあえて断られるようにする！というのも

考えモノです。

お断りはお早めに

結婚相談所のお見合いの返事や交際開始・交際終了はすべて仲人がお相手との間にワンクッション入るので

直接、本人にお断りではありません。

直接本人に面と向かって、ごめんなさいの理由を説明しなくていいというのは少し気が楽ですよね。

変な気を遣わず、ごめんなさいは早めに仲人に伝えましょう。

その方が自分もお相手も次のお見合いへ気兼ねなく進むことができます。