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幸せは波及するらしい!私の王子さまはロバに乗ってきた!と言った卒業生の婚活事情

 

 

 

 

 

 

今でこそまだ結婚しないの??の質問はモラハラになりますが、

やはり口にされなくても本人が周りの目を気にしていたりします。

そして、同じような環境の女子友が次第に集まり、結束が固くなっていきます。

 

 

かつての自分もハマっていた『ずっと一緒だよ』同盟

 

『まだ結婚しないの?』という周りの視線を感じ始め

職場でも実家でも肩身が狭くなってきた女子が
女子会でみんな一緒だよ~宣言をし、
白馬に乗った王子様なんてどこにいるんだろうね~
私たちのところには立ち寄らなかったね~

今のままでも十分楽しいし、特に困らないし、

ずっとこのままだったら、一緒にシェアハウスにでも住んで老後を楽しく暮らそうね!など

『ずっと一緒だよ』同盟を無意識に組んできたりします。

 

とはいえ、やはり一人きりの老後は寂しいので、口には出さないにしろ

『パートナーを探してこの女子会から卒業したい!』と思っています。

かつての私もそーでした。

 

だから、私も『彼氏できないし~』と言いながら、裏ではこっそり結婚相談所で活動し

一抜けをしようと頑張っていました。

そして結婚が決まった時には、『どこで知り合ったの?!』『いつの間に~!!』ということを

さんざん周りから言われましたが、それも『おめでとう!!』の言葉のひとつです。

今でこそ、婚活アプリや婚活パーティー、結婚相談所は認知されていますが

事細かに答えたくなければ、『知り合いの紹介』この一言ですべて解決します。

 

 

適齢期はみんなバラバラ  結婚に向かう乗り物が違うだけ

 

適齢期っていったい、いつ誰が決めたものなんでしょう?

適齢期ってみんなバラバラ。
タイミングがあった時が適齢期なんです。

 

例えば福岡から大阪にいくとします。
大阪の立ち寄る場所にもよりますが、土地勘がない方は飛行機の選択をするかもしれません。
仕事で慣れた方や土地勘がある方は乗り物に乗る時間は若干長くなるけれど、

利便性がいい新幹線で乗り換えせずにゆっくり行こうとするでしょうし、

荷物が多く、車で行かないといけない方は、高速を飛ばすかもしれないし、フェリーで行こうとするかもしれません。

はたまた日中スケジュールがいっぱいで動けなかった方は深夜バスという選択もあるかもしれません。
どの移動方法も間違いではないし、一番ベストな選択なんです。

それは周りがどうのこうの言ってもその本人ではないと分からないことなのです。

 

 

私の王子さまはロバに乗ってきた!と言った卒業生の婚活事情

 

私にとっての名言『私の王子さまはロバに乗ってきた!』という言葉を生み出した卒業生は

親御さんの勧めで婚活を始めました。

当時の彼女もご多分に漏れず、『友達がいて、今が楽しいし、実家暮らしで楽だし、結婚なんてしなくていい。』

と思っていました。(当然最初は『頑張ります!』と言われるんですが・・・』

 

1年間だけ親の手前、乗り気ではないけれど、会える方全てとお見合いをして、

『ほらね、頑張ったけどうまくいかなかったから、私は結婚に向かないんだよ。だからもう結婚、結婚って

  言わないでね!』と親御さんに言うつもりだったようです。

 

その言い訳の為に彼女は、シフト制で土日休みが月に1回取れるか取れないかの中、

お見合いのお申し込みがあった方を断らずに会い続けました。

 

途中で妙な違和感を感じ、お見合い前の彼女に聞いてみました。

『まさか親御さんへの当てつけのために、お見合いを数こなせばいいと思ってないですか?

それだったら、あなた自身も相当無理しているし、お相手にも失礼だからなんでもかんでも詰め込むのは

止めにしませんか?』

すると彼女、『やっぱりバレましたか・・・1年だけ頑張れば親からもうとやかく言われることはないし

そもそもたぶん結婚には向かないと思うから・・・』という答えが返ってきました。

そこで彼女と『結婚に向かないと思うのは、まだそういう対象の人と出会っていないから』だとお伝えし

『まずは自分を大切に扱うこと  無理しないこと  1年の期限を決めてしっかり婚活と向き合うこと』

を約束し、彼女の新たな婚活がスタートしました。

 

 

出会いは必然  仲人の紹介で出会った今のご主人

 

 

新たな婚活をスタートさせた彼女に、話が合いそうでいいかも!とご紹介したのが今のご主人です。

彼女にとっては、ストライクゾーンではない年齢、見た目だったそうです。

しかし話せば話すほど意気投合し、3か月での成婚退会を迎えました。

交際で悩んだことがあれば、『一緒に甘いもの食べる女子会しませんか?』とお誘い?があり

結婚は向かないと思いこんでいた彼女が、彼の優しさや温かさに触れ、【結婚】を真剣に考えはじめました。

 

その彼女が言った一言、
【私の王子様はロバに乗ってきた】

この彼女の一言が定期的に行われていた女子会で放たれ、
女子会の仲間も『私たちの王子様も白馬ではなくロバで来ているから、焦らずタイミングを待とう!』

ということになったそうです。
そのうち女子会の仲間の間で恋愛話がぽつぽつ出始めたようです。

 

 

幸せの波及効果?

 

トム・ラス/ジム・ハーター氏の『幸せの習慣』(ディスカバー・トゥエンティワン)の中に

一人の幸せがどのくらい波及するのかを調べたハーバード大学の調査があります。

個人が幸せだと・・・

直近の知り合いの幸福度が平均して15%アップし

さらに、友達の友達の幸福度が平均して10%アップし

さらに、友達の友達の友達の幸福度が平均して6%アップするそうです。

 

前出の彼女の変化が、周りの友人の大きな変化に結びついたようですね。

 

結婚への移動手段はいっぱいあります。

まだ乗り物が決まらずに、結婚を考えられるお相手と出会っていないだけです。

決して『結婚不適合者』というわけではありません。
あなたの王子様は何に乗って現れるか楽しみですね。

 

 

参考文献:トム・ラス/ジム・ハーター氏の『幸せの習慣』(ディスカバー・トゥエンティワン)

 

 

 

 

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