「せっかく勇気を出して、結婚相談所に入会したのだから
自分が思い描く最高の条件の方と結婚したい！」

そのお気持ちよく分かります。

でも、最高の条件の方と結婚したいと思う方は
「こうでなければならい」という条件が多く
しかもそれが頭の中で整理されていないので
何が一番大事な条件なのかが分からないまま
やみくもに婚活を頑張って、疲れてしまうというパターンが多いです。

入会時に条件を聞かれれば、沢山出したくなりますよね。
条件は沢山出して構いません。
弊社でも、ご入会時には理想のタイプとして
もうこれ以上出ません！というくらい沢山出して頂いています。

沢山条件を出した中で、ひとつひとつ精査していくと
「これって本当に結婚に必要なの？」という項目が浮かび上がってきます。
そして、本当は表面上の条件ではなく
生活するにあたり必要な内面的な条件であったり、
自分がキュンとするキュンポイントが条件の最後に現れてきたりします。

表面的な条件は出しやすいけれど、内面的な条件って
真剣に考えないと出てこないもので、弊社の会員さまも相当頭を悩ませ
結果、婚活スタート時には、理想像がはっきりしていてぶれにくいという
状況になっています。

理想像がはっきりしていてぶれない＝お相手を見るポイントがしっかりするということです。

では、拘っている条件が実は必要なかったという実例をご紹介いたします。

住んでいる地域はあまり関係ない場合もある

福岡県民あるあるなのですが、地元愛が強く、同じ県内でも４つの県が存在し
乗り物でも差別されることがあります。

4つの県というのは、福岡市及び近郊地域、北九州市及び近郊地域、筑豊地域、久留米市及び近郊地域
同じ地域の方が同県民という考え方で、
しかも福岡市及び近郊地域に関しては、JRなのか地下鉄なのかバスなのかによっても
距離を感じる方もいます。

実際に、「私の移動手段は地下鉄だけど、彼はバスだけだから生活できない」という
意味不明なお断りを受けた方もいらっしゃいました。
（要は結婚したくない口実なのかもしれませんが・・・）

福岡市内の方に北九州の方にお見合いのお申し込みがあったり、

筑豊の方に久留米の方からお申し込みがあったりすると、大抵は遠いから・・と悩まれるのですが、
お会いしてみると、実は住んでいる地域にはあまり拘りがなく、
結婚したら、お互いの勤務先の都合がいい場所に引っ越しを検討されたり
出張が多い方やお子さんが生まれたら、育児が大変で、奥さんの実家の近くがいいだろうからと
奥様の実家の近くに引っ越しを検討される方も多くいらっしゃいます。

絶対、その場所に住まないといけないとうわけではなさそうです。

まずは、住んでいる地域だけで決めず、お会いしてみてお話してみてどうなのかを判断した方がよさそうです。

自分がシフト制だから、平日休みの人しか会えない

サービス業や医療関係、シフト制勤務の方にありがちなのが
「自分がシフト制だから、土日休みの人しか会えない」という思い込みです。

24時間365日働いているわけではないので、
シフト制の方に合わせて、平日の夕方にお見合いするとか
シフトで土日をどこか1回でも取って、そこにお見合いをするとかいくらでも調整できます。

順調に交際が進んでいくと、お互い自然に予定を合わせるようになりますから
都合が合わないということはあまりありません。

交際になっても、都合が合わない（都合を合わせられない）ということは
交際に対して、熱量がない可能性が大です。

そもそもご縁に繋がらない方なので、「自分がシフト制だからなかなか会えなかった・・・」

思い悩む必要はありあせん。

例え、同じ土日休みだったとしても、なかなか予定が合わない（合わせるつもりがない）と思われますので

いずれにしてもうまくいかないお相手です。

彼の年収が高ければ、生活がラクで快適という思い込み

結婚後、自分も仕事を続けるけれど、彼の年収は自分と同じくらいかそれ以上がいい
そして、料理が得意で、家事を一緒にする、育児も一緒にしてくれる家庭的な方がいい・・・
確かに理想的ではありますが・・・

自分と同じくらいの年収＝自分と同じくらい忙しい
自分の年収より上=自分より忙しい のです。

年収が高ければ高いほど、余裕がなくなってくるかもしれません。
在宅時間も短くなって、一緒にご飯を食べる時間もままならないかもしれません。

彼の収入、私の収入という考え方ではなく
世帯収入として考え、ひとり暮らしするよりも、固定費や食費、光熱費が削減され
現在の生活スタイルよりも余裕が出てくることと思います。

自分の為にという意識から、パートナーや家族の為にという意識が生まれ
喜びや感動は倍に悲しみや苦しみは半分になって、心にも余裕ができることでしょう。

旦那さんはATMではありません。
年収は世帯収入として考えていく方が、老後に備えても安心要素だと思われます。

休日はずっと一緒にいたいから、趣味は一緒の人がいい

ゴルフがしたいからゴルフを教えてくれる人がいい
推しのアニメが同じ人がいい
登山が好きだから一緒に登山をしてくれる人がいい・・・
どちらかと言えばインドアなので、アウトドアの趣味を持った人は苦手・・・

趣味が一緒で同じように楽しめれば、その趣味が深まって楽しいことでしょう。

しかし、お互いの趣味が全く違っても、お互いの趣味に興味を持って
”新たにトライしてみる”というのも、世界観が変わって楽しめるかもしれません。

また、お互い好きなコトを干渉されずに離れて過ごすひとり時間も
夫婦になったとはいえ、大事な時間です。
一定の距離感をもって過ごすことは、夫婦円満の秘訣でもあるようです。

夫婦だから休みはずっと一緒派よりも、最近は男女とも自分の時間も確保したい派が
増えているようです。

まとめ

いかがでしたか？
絶対譲れないと思っている条件も、お相手とお話してみれば
実は、そんなに拘らなくてもいい条件だったりすることもあるのです。

誰しも、結婚するにあたって、極力現状をあまり変えたくない
できれば、自分の都合のいいように進めたいというのはあるかと思いますが
真剣に結婚を考える人に出会うと、拘っていた条件がするりと変わることがあります。

まだ起こってもいないことに悩むより
一歩行動してみて、お互いの知恵を出し合った方が
ひとりで考えるよりも、ずっと効率的で現実的だと思いませんか？

この条件じゃないとダメ！というのは、自分にとってのメリット・デメリットを考えた
結果であるとも言えます。
デメリットと考えていることは、実は単なる思い込みであることもあります。

信頼できる素敵なパートナーに出会うために、 拘っている条件が本当に結婚するにあたって
大事なことなのかどうか、活動初期にじっくり考えてみることをおススメします。

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